「遺言書キット」を求める若い世代が、いま増えていることをご存知ですか。あなたなら、自筆証書遺言でどんなメッセージを託しますか。

若い世代が買い求めた、コクヨの「遺言書キット」


遺言書キット

遺言を書く」ことについて、これまでの人生で一度でも考えてみたことはあるでしょうか?


「まだ遠い先のこと」「自分はそれほど財産もないので関係ない」「死んでしまえば終りだから必要ない」…そんなふうに思っている方も多いでしょう。


しかしその一方で、20~40歳代の若い世代で「遺言を書く」ことに強い関心を示す人の数がいま世間に増えていることも、また事実なのです。


文具メーカーの老舗コクヨKOKUYO)が2009年6月、自筆証書遺言の作成を手伝うとして「遺言書キット」を発売しました。


この「遺言書キット」は発売以来、10~90歳代までの実に幅広い年代層の方に購入され続けており、隠れたヒット商品となっているのです。


コクヨ「遺言書キット」の評価レビューはこちら


それではなぜ、「遺言書キット」がこんなに売れたのでしょうか?


要件が厳格な自筆証書遺言を、誰にでも書きやすく


民法は、遺言をすることができる年齢を「15歳以上」と定めています。

そして遺言には秘密証書遺言・公正証書遺言・自筆証書遺言の三つがあります。


世間でもっとも利用されているのは、「公正証書遺言」でしょう。

しかし公正証書遺言は通常は作成に公証人を介在させる必要があり、それなりに費用もかかりますので、やはり遺産相続にかかわる強い必然性をもった方の利用が多いようです。


自筆証書遺言は、遺言者がその全文・日付・氏名を自書して押印するだけで、作ることができます。


しかしその記載形式や要件が厳格に定められているため、あとで遺言の有効性が問題になり、法的に無効とされてしまった自筆証書遺言も珍しくありません


そのため自筆証書遺言を作りたくても、調べている段階で面倒に感じすぐあきらめてしまう層がいることがわかったそうです。

イラストや図表で遺言の作り方のポイントをわかりやすく解説した「書き方の手引書(遺言書虎の巻)」を添付したこの「遺言書キット」が、そのような人たちに受け入れられたということなのでしょう。


この「遺言書キット」、それに筆記具印鑑さえあれば、誰でも簡単に遺言書を作成することができます


「書き方の手引書(遺言書虎の巻)」には、イラストをふんだんに使った家族構成別のケーススタディや、図表を使って遺言にかかわる基礎知識や遺言書の作成方法・書き方の見本などが、説明されています。

したがって、はじめての方であっても、「法的に完全に有効な遺言書」を書くことができます。


また下書き用紙2枚と遺言書4枚が付属しているので、気軽に書き直すこともできます。

なお、遺言書の用紙と下書き・封筒だけをセットにした関連商品も、コクヨから別途販売されています。

遺言書は何度でも新たに書き直すことができ、法的には「最新の」遺言書が優先されることになっていますから、練習によいかもしれませんね。


なお「遺言書キット」で作った遺言を、確実に法的に問題の無いものにしておきたいのなら、作成後に弁護士など法曹の専門家にチェックしてもらうと万全でしょう。


生前の意思表示をするなら「エンディングノート」


遺言書は、あなたの資産内容をすべて書かなくても作成することができます


また財産の多い少ないに関わらず、そもそも相続の手続きそのものが非常に面倒なものです。

被相続人としての意思を明確に表示しておくことによって、あなたがいなくなって悲しみにくれる家族の心労を、わずかでも軽くすることができるのではないでしょうか


「遺言書キット」が売れているという事実は、大切な人に自分の生前の意思を明らかにしておくことで、自分自身の人生をどこかの段階でいったん整理してみたいと思う人が増えていることの証しなのでしょう。





遺言書はどうしても何かものものしいイメージがある、まずは自分の人生をひとつのまとまったかたちに表して、残される大切な家族や恋人・友人に、自分らしい何かをメッセージとして残しておきたい。


そうお考えの方は、まずは「エンディングノート」から書き始めてみてはいかがでしょうか。


遺される家族に、あなたの「愛情」と「感謝」を最後に伝える遺言書、そしてエンディングノート

あなたも一度、自分の人生のひとつの区切りとして、書きしるしてみませんか。



「遺言書キット」「エンディングノート」関連書籍はこちら
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